まちエコとは
まちエコとは?
私たちはこれまで、自然環境問題、ゴミ問題(産業廃棄物問題)、エネルギー問題等、地球環境問題に関する様々な情報を見聞きしてきましたが、実際日常生活の中で、地球規模の課題がどのように現れているのか、その詳細を知ることはほとんどありませんでした。
私たちの暮らしは多様で素敵なものが共存しあい、一瞬一瞬、ひょっとしたら私たちが見過ごしてしまうような絶え間ない変化の連続です。
田んぼのあぜ道を覗きこめばつちがえると目が合ったり、足元にはへびいちごか可愛くなっていたり、そこからすっととかげが現れたり。都会だってビルの入り口につばめが巣をつくったり、沿道の紫陽花が雨に濡れていたり、ハトが橋の欄干を歩いていたり。近所の川の水面がキラキラ光っていたり、まっきいろのイチョウの葉がアスファルトを走っていたり、そんな日々異なった日常が私たちのすぐ近くにあります。
私たちはそのような生態系、「まち」という生命体の一部です。私たちはそのような日常生活をもっと楽しくデザインすることが、もっと豊かに育ててゆくことができます。それは何も、難しい特別なことではありません。
私たちの近くにありながら、忘れがちだった身近な日常生活の舞台である「まち」を見つめ直し、そこに存在する自然、生き物、建物、文化、歴史資産を再発見し、その価値をどう高めていけるかを楽しく学び、実践していく日常生活のデザインの様式です。
私たちは、このように日常を営んでいる「まち」をフィールドとしながら、「まち」の特性を活かした「エコ」事業を通称して、「まちエコ」と呼んでいます。
まちエコのロゴマーク

「まちエコ」のロゴマークには、個人や家というひとつの単位がどんどん根を張り巡らし、隣の人や植物、動物、そして様々な資源と結びつき、「まち」に繋がっていく様子が表現されています。また、ひとりひとりが個性を出し合い、様々な生き物がお互いの存在を認め合いながら、共存していく中で見出された「まち」の多様性の総体こそが、地域の多様性(活性化)であるという思いが込められています。
「わたしは ちきゅうに すんでいます。 ちきゅうのうえを とんだり はねたり
あるいたり はしったり あそんだり はたらいたりして わたしたちは くらしています。
そのちきゅうのなかは いったい どんなふうになっているのでしょうか。
さぁ、あなたと いっしょに ちきゅうのなかをさぐってみましょう。」
(『地球—その中をさぐろうー』加古里子 ぶん)
まちエコの特長

まちエコでは、民生部門を産業部門より発信された情報や技術、製品を選択、導入する先としてのみ捉え、その可能性を限定してしまうのではなく、自分たちの身近な生活空間、すなわち「地域コミュニティ」(face-to-faceな場)として捉え直しました。わたしたちひとりひとりが自律性と主体性を持ちながら、その地域にしかない大切な自然、地域の文化、歴史等を深く理解し活用することこそが、一見遠回りに見えるようですが、「地域コミュニティ」発の創造性溢れる地球環境配慮型社会構築への一歩であると考えています。
結果として、画一的ではなく、各地域で多様な資源、現状に応じた様々なソリューションが生まれ、特に子どもたちとともに本事業を行っていくことから、将来地域づくりの担い手を育てていくという点が大きな特長です。
まちエコの効果
1. 地元学校、商店街、町会、行政の連携による地域コミュニティ発の環境改善プロジェクトの創発
2. 自律的な地域の環境改善プロジェクトの推進による、地域環境の改善と地域文化の伝承
3. 地域コミュニティの顔の見える関係性の構築
4. 「地域で子どもを育てる」というコミュニティ「力」の復権
まちエコのアクション(基本)

これまでの取組み

私たちは本事業の推進・普及にあたって、全国を代表する環境NPO、まちづくり団体、学識経験者、行政とともに、「まちエコプロジェクト検討委員会」というナレッジ共有のためのプラットフォームをつくり、モデルづくりのための調査研究や勉強会を重ね、ようやく現在、全国各地で実証実験のスタートをきることができました。
私たちは、本モデルを全国に普及させ、実施地域同士の連携を図ることにより、日々絶えずそのモデル向上に努め、地域の自律的な環境づくりからの、日本発・地域環境改善事例をひとつでも多く、創出できるよう努力してまいります。
ご興味ございます方は気軽にお問い合わせ下さい。



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